市民と創る「住み続ける価値の高いまち」 いざき義治と市民とのお約束(マニフェスト)

実現すべき目標

緑豊かで良質な住環境・快適な都市環境、安心の長寿社会、質の高い子育て・教育環境を通じて、「住み続ける価値の高いまち」を創ります。その結果、市民は住み続けたい、市外の方からは住んでみたい街として、人口減少の加速する日本にあって、2030年以降も人口の減りにくい街を創り、コミュニティも地域経済も活力のある流山を創ります。

3つの経営方針

  • 1 住み続ける価値の高いまち
  • 2 市民の知恵と力が活きるまち
  • 3 市民に役に立つ市役所

めざす。やりぬく。
5つの基本政策

  • 1 緑豊かで良質な住環境と快適な都市環境
  • 2 すべてのこどもに質の高い教育を。子育で・教育環境の充実
  • 3 1円まで活かす効率的・効果的な市政経営
  • 4 市民の知恵と力が活きる市政
  • 5 医療・福祉・障がい者福祉の充実
めざす。やりぬく。基本政策1

緑豊かな良質な住環境と快適な都市環境をつくる。

グリーンチェーン認定制度やまちなか森づくりプロジェクトで、17年間に58万本の木々を植栽し、市内のどこからも緑が見えるまちづくりを進めてきました。これからも「森のまち」を実感できる街づくりを進め、ヒートアイランド化の抑制や緑豊かな景観と都市環境づくりを推進します。

これから4年間、官民あわせて20万本を植栽し、まちの緑視率を高めます。さらに市街地に隣接する自然林を保全するため、大規模緑地・公園整備を進めます。

景観条例や広告物条例の規制の徹底により、快適な環境と美しい街並み形成を推進します。

流山の歴史を活かして11年が経過した流山本町古民家再生事業は、令和4年度も古民家活用4軒が新規開店。令和6年度には「白みりんミュージアム」もオープンします。自然豊かな利根運河にも利根運河交流館や新しい癒しの空間を整備し、交流人口増加による地域経済の活性化を図ります。

流山市北部の拠点「江戸川台」の東口駅前広場の改修、JETRO跡地への(仮称)流山市障がい者センター新設、駅前商店街リニューアルを進めます。また南流山駅周辺の都市計画の見直しを進め、土地利用の高度化と活性化を促進します。 さらに令和6年度には初石駅橋上化を完了し、引き続き初石駅西口駅前整備についても東武鉄道と計画作成を進めます。

長寿社会が進む中、高齢者や免許返納者、車を持たない市民の足の確保に、鉄道、路線バス、グリーンバス、タクシーの連携や見直しを行い、より利便性の高い持続可能な公共交通システムを実現します。

流TXの東京駅延伸はもとより、TXから、銀座、お台場、羽田空港へ直結する東京都の臨海地下鉄計画との相互乗り入れ構想の実現に向けて、東京都、中央区、TX沿線自治体と連携し積極的に推進します。

めざす。やりぬく。基本政策2

すべてのこどもに質の高い教育を。
子育て・教育環境の充実。

市内小中学校に288人まで増員してきた教科・学習サポート教員やサポート看護師をさらに増やし、児童生徒に寄り添える環境を整備します。また全国でもいち早く携帯ロボットTOIOを使ったプログラミング授業、「教務系システム(全国初)」、「学習系システム」、「心の天気」の統合導入により児童生徒への適時・適切な指導に取り組んでいます。

2022年9月、国連から日本のインクルーシブ教育環境の遅れと改善を指摘されました。流山市は、専門家による「インクルーシブ教育推進会議」を設置し、希望する障がい児童をすべて受け入れるモデル校を立ち上げ、運営ノウハウをすべての市立小中学校に広げます。障がいを持つ児童生徒への適切な教育環境と選択できる環境、普通学級での学びなど、インクルーシブな教育環境と運営体制を整備し、日本のインクルーシブ教育をリードします。

流山市では、基本的に待機児童ゼロが実現していますが、年によって年次当初、医療的ケア児の待機が発生しています。 保育士の加配、看護士の確保などにより、保育を必要とするすべてのお子さまが入園できる環境を整えます。

いじめ、不登校、引きこもりや、障がい者手帳認定には至らない障害を持つ方、ヤングケアラーなど、様々な「生きづらさ」を抱えた児童生徒が増えています。スクールカウンセラーを始め、様々な専門職の配置や相談・支援体制を拡充し、個性を発揮していけるしくみづくりを作り上げます。特に教職員、校長・教頭の管理職に対する、各分野の研修を充実させ、問題が発生した際の適切な対応体制を確立します。

令和6年春の市野谷小学校と南流山第二小学校の開校、南流山中学校の移転開校を計画通り進めます。また今後、生徒・児童数の増加に対応して教室の増設が必要となる常盤松中学校、おおぐろの森小学校等について、6年前から計画的整備を進めます。

令和5年度から、江戸川台小学校の全面リニューアルを皮切りに、市内公立学校校舎の老朽化対策に着手し計画的整備を進めます。まだ2〜30年使用できる建物については計画的に改修を進め、安全で快適な校舎整備を進めます。

今年の夏までに、市内のすべての公立小学校17校と中学校10校の体育館に冷暖房を完備します。児童生徒の熱中症対策、また避難所として利用した際の快適性確保を図ります。

めざす。やりぬく。基本政策3

1円まで活かす効率的・効果的な市政経営。

令和4年度は「おくやみ相談窓口」、LINEによるプッシュ型の行政情報発信を開始したほか、マイナンバーカードを活用して転出・転入時の児童手当・母子保育・介護保険など13の手続きをワンストップサポートする「ぴったりサービス」を始めました。
令和5年4月から南流山センター図書ピックアップサービス、10月には市の各種手数料のキャッシュレス決済サービスを開始します。手続きや申し込みのために、市役所や出張所に「行かなくてもよい」、「わかりやすく便利な」行政サービスを実現します。
めざす。やりぬく。基本政策4

市民の知恵と力が活きる市政。

令和4年度から市民活動支援センター機能を刷新し、行政との連携強化を図りました。これからも、市民と行政、事業者と行政、市民と事業者と行政の協力・連携を強く太くします。

市民の知恵と力を市政に活かすため、市民や事業者への相談支援と市民・事業者・行政の連携強化で、流山市の行政サービスの質を高め、連携活動のスピードと分野の幅を広げていきます。

令和4年度末で215回となるタウンミーティングを、これから4年間も継続します。対面式、オンライン、無作為抽出、予約なしテーマ自由型、テーマ別など様々なタウンミーティングを実施していきます。さらに頂戴したご意見の対応状況を市 ホームページに掲載し、市民の声が市政に反映されている状況の見える化を継続していきます。

めざす。やりぬく。基本政策5

医療・福祉・障がい者福祉の充実。

全ての市民の安心と、市民の個性や能力を活かし、共生できる環境づくりに全力で取り組みます。

人口増加率6年連続、全国1位の流山市では、人口に対する病院の病床数の割合が、大幅に減少してきました。そこで、流山市医師会の理解を得て、人口に対する適切な病床数を確保するため、北部地域に一般病院、東部地域に地域医療の中核となるいわゆる総合病院の立地促進を図ります。

後期高齢者の増加に応じて、特別養護老人ホーム、デイサービス、グループホームなどの施設を整備。来年度は市内5か所の高齢者何でも相談室(地域包括支援センター)の増員など体制強化を進めます。

県立柏特別支援学校に通う流山市の障害のある児童生徒が増え続けています。そこで、流山市内に、県の特別支援学校の設置を提案していきます。

東深井にある「身体障がい者センター」を、交通アクセスの良い江戸川台駅前(旧JETRO跡地)に移転するとともに、他の障がいにも対象を拡大した(仮称)「障がい者センター」を新設します。すべての障がい者の自立や社会参加にむけた 相談・サポート体制を整備します。

市内2つ目となる児童発達支援センターを新設し、心身の成長や発達に心配のあるお子様の相談・割線・通所体制を拡充するとともに、予約から相談までの日数の半滅を図ります。

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